最愛シック

ときめきが最上のエネルギー

日々のこと▼パターソン観てきた

 f:id:fancyandloose:20170926015616j:image 

 

パターソン観てきました。


映画を観ることが苦手で
これまで全然観に行くことが
なかったのですが、

(多分長時間スクリーン画面を見続けるのが
難しいんだと思います。
お芝居とか舞台は大大大好きです)

これはなんとなく気になったので
観に行ってきました。


前半は睡眠不足も相まって
寝ながら観てたんですが、
後半は不思議と眠くなくなって
しっかり映画を観ることが出来ました。

 

 f:id:fancyandloose:20170926015752j:image

 
http://paterson-movie.com

 


これは愛の物語だなと思いました。

もしかしたら全ての物語の
行き着く先は愛なのかもしれないけれど
(物語だけじゃなくて全てのものは
愛と光で出来ているとは思うのだけれど)

何気ない日常に溢れる些細な愛、
と言ったら陳腐でしょうか。

朝目覚めて、ローラにキスをして、
シリアルを食べて、バスに乗って仕事をする。
同僚と喋る、休憩時間に詩を書く、
お家に帰って妻と夕食をとり、
マーヴィンの散歩に行き、
バーに寄ってビールを飲んで帰る。

パターソンの1日の流れはこんな感じ。
これが毎日続きます。

その中で、小さな詩人に出会ったり、
別れたカップルのいざこざに巻き込まれたり
(マリーとエヴェレット)、
ローラにギターをおねだりされたり、
バスが壊れたり、
マーヴィンに詩を書いたノートを
ビリビリにされたり、
そんなに派手ではないけれど
色んなことがあるのですが、

それは私たちの生活の中でも
起きているレベルの、
特筆する必要もないぐらいの、
ありふれたものだと思います。

そこに確実に愛はありました。
色んな形の、色んな濃度の愛が
そこにはあった。


目覚めたら愛する妻がいること、
ギターをおねだりされたら断れないこと、
創作パイ好みじゃなかったけど
そんなことないよと取り繕うこと、
(多分ローラにはそれがバレてる)

カーテンに絵を描いたりペイントをしたり、
そんな妻の作品を良いねということ、
カップケーキを市場に持って行く彼女を
手伝ってあげること、

朝見た夢の話をすること、
あなたの書く詩は素晴らしいということ、
大好きな夫に甘えること、
ギターで練習したい歌を披露すること、
バスが故障したり銃で撃たれかけた夫を
心配すること、
カップケーキの売り上げで
ディナーに行ったり映画に行ったりすること、

マーヴィンにノートをビリビリにされて
ショックを受けているパターソンの
膝に触れながら話しかけること、
(パターソンはパターソンで
ローラに気を遣ってたりする)
何とかして元気になって欲しくて
ビリビリのノートをかき集めること、


最近どう?と尋ねること、
近況を聞いてあげること、
コインランドリーで歌っている
ラッパーに気づくこと、
小さな女の子がパターソンに
詩を読んであげること、
その詩を良いねと褒めること、

マリーにしつこく復縁を迫ること、
傷心なエヴェレットに対して酒を奢ること、
セクシーなお客さんが来たら
その人とばっかり話したりすること、
パターソンが飲んでいる間は
大人しく外で待つマーヴィン、

バスが壊れた時スマホ
パターソンに貸してくれた女の子、
おもちゃの銃で自殺しようとするエヴェレット、
そしてそれを止めるパターソン、
(後日道端で会った時に
エヴェレットのことを案じるパターソン)


これらは全て愛だと思います。

夫婦間のやりとりの中にあるものが
1番わかりやすいんじゃないかな
とは思うのですが、
(もちろん1番強いのもここだとは思う)

あ、他のところにも
愛って溢れているんだなと思いました。

 

 

 

 f:id:fancyandloose:20170926015711j:image


それから、放心状態のパターソンに、
横に座って良いですか?と話しかける詩人、
しばしの会話、渡される白紙のノート、
これも愛だと思います。

それは神様の計らいなのか
何なのかはわからないけれど、
多分、そういうジャンルの愛。
そうしてまた日常は回って
行くんだなと思いました。


あと、色んな方がコメントを寄せていたり
レビューを書かれていたりするので、
それも参考に読んでいたのですが、
好きなやつもいくつかあるので

リンク貼っておきます。

(小島秀夫さんのものが特に好きです)


http://paterson-movie.com/cont/comment.html